今まで当たり前に流れていた仕事が落ち込んで、長い間仕事が戻ってこない状態は町工場の危機的状況のサインであり、何もせずに仕事が戻るのを待っていたら、あなたの工場は消えてなくなります。
売上の波が激しい町工場が多いですが、最近は「減った売上が戻ってこない」と焦り出す経営者、このまま仕事が減っていったら食っていけないと恐怖を覚える経営者が相次いでいます。
周りでも仲間の経営者の会社が倒産したり、どこかに吸収されたり、順番に工場を畳む姿を「これは本当にやばい」と思って恐怖している経営者の方は正しい感覚で、何も行動しなかったら本当に町工場は潰れます。
町工場の経営者の方が肝に銘じておくべきは、「1度失った仕事は戻ってこない」、仕事を待つだけの待ち工場はいつまで経っても「売上の安定化は不可」であり、仕事の波に恐怖するだけなんです。
ここでは「仕事が落ち込んで戻らない」が町工場にとってどれだけ危険な状況であるかを解説します。

仕事が落ち込み始めて戻らないメーカーは危険
結論から言うと、仕事が落ち込み始めて、一向に仕事が戻らないメーカーと商売を続けるのは危険であり、仕事が出てこないメーカーの下で口を開けて待っているとあなたの町工場が存続していくのは不可能。
「あなたの工場に仕事が来ない」その背景にはメーカーが思うような受注できていないのが原因で、メーカーが国内、海外メーカーとの競争に勝てなくなってきている、市場占有率が下がっているんです。
業績が良ければ、今まで通り町工場にはいつもの仕事が来るはず、でもそれが来ない、止まると言うことはメーカーに何かが起こって、何か意思決定をしたからあなたに連絡が来なくなったんです。
ここでは仕事が少しずつ減り、落ち込み始めて、一向に仕事が戻らないメーカーが町工場にとってどれだけ危険かを解説します。
「町工場の仕事が落ち込む」はメーカーが競争に負けてる証
町工場で「いつもの仕事が来ない」「売上が徐々に減っている」と感じたのなら、あなたのお付き合いしている1社依存先のメーカーは競合との価格競争や品質競争に負けて、受注ができない、競争力がなくなってるサインですよ。
「来年は忙しいですから」「夏には戻る!」とメーカーの購買担当が町工場に伝える見通しの言葉、こんなの大体、実現しない、いつまで経っても暇、約束の時期になっても全然動かない、これでいつも町工場は騙される。
シンプルに町工場に仕事が降りてこないのは「メーカーが受注できてないから」のが原因であり、仕事を出したくても受注がないから、制作できない、無駄な在庫を持てないから発注を止めるしかない状況だから。
下請けという町工場の立場では仕事をくれる親であるメーカーが受注できなければ、仕事は止まるのは当然であり、これは下請けである以上、避けられない使命です。
が一番の問題は「競争に負けたメーカーが復活するまで町工場が口を開けて待つ」というスタイルであり、1度業績悪化したメーカーが元通りになるまで、そのメーカーの下で何もせずに待てるほど町工場は余裕があるのでしょうか。
特に1社依存で、そのメーカーからの売上が大半を占めている町工場は長い間仕事が止まったままの状態で生きていけるのでしょうか、従業員、家族に給料を払うための仕事がないのに、どうやって存続するのか。
競争に負けたので当分の間は仕事が出てこないことが確定していると分かっているのにただ口を開けて待っている町工場の経営者はある意味すごいです、だって売上どんどんなくなるのに、何もしないでいる、普通は怖いはずなのに。


競争に負けたメーカーの「内製化・転注・海外移管」で町工場の仕事が消える
競争に負け、競合にシェアを奪われたメーカーが受注のため「コストダウン」を狙い、海外生産でコストを叩く、もっと安く作れる町工場に仕事を移管する、自社工場が暇なら内製化で町工場の仕事が消えるんです。
残念ながら日本のメーカーは技術で差別化を図るような設計力は存在せず、メーカーが受注するためにできる唯一のことは「値下げ」であり、競争に負けたメーカーは競合より値段を落とすことを考え、動くから町工場が苦しむ。
- 国内生産よりはるかに安い海外生産に切り替える
- もっと安く作れる地方のサプライヤーに仕事を転注してしまう
- 仕事がなくて暇なので本来はサプライヤーに出していた仕事を内製化する
仕事が薄くなり、暇な時期がどんどん長くなっている町工場は「仕事が戻ってくる」と期待しているかもしれませんが、もしかしたらあなたがやっていた仕事は既に他の工場に流れているかもしれないんですよ。
それなのに、「きっと戻ってくる」と信じて、口を開けて待っている行為がどれだけ無意味で愚かな行為であるかに町工場は気づくべきなんです。
メーカーも企業である以上、売上を上げて利益を上げないと、存続できない、つまり売上を出すためには、サプライヤーとの昔からの関係なんてどうでもいいんです、安く作る会社があれば、そこに転注するだけ。
「うちは長年付き合っているから大丈夫」「あの人が守ってくれる」と言って何も行動を起こさない町工場が多いですが、大体何もしない町工場は仕事が戻らないと気づいた時点でもう手遅れになるくらい工場が衰退している。
- ここ最近であまりにも仕事が減った
- いつもなら仕事が戻る時期なのに仕事が戻らない
- 周りの工場が廃業し始めた
これはあなたの付き合うメーカーの業績が悪化したサインであり、同時にメーカー側で「内製化、転注、海外移管」の意思決定がされて、あなたの工場から仕事を引き上げられたサインでもあるのです。


1社依存で町工場は食っていけない
1つのメーカーからの売上に依存する町工場がこの先も1社依存だけで商売を続けていくのは不可能であり、現実に1社からの売上が落ち込むと、大半の町工場が恐怖を覚えるほどお金が消えて、赤字になって廃業していますよね。
昭和の時代は「溢れるほど仕事があった」ので1社依存でも十分食べていけた、むしろ1社の仕事を受けきれないほどだったのは確かですが、令和の時代は「ギリギリの仕事しかない時代」なので、1社依存は本当にリスクなんです。
だって依存先のメーカーの業績が落ち込んだら、会社の売上のほとんどが消し飛ぶんです、他の売上で補填することもできず、売上が全部なくなる、そんな危険な状態で経営を続ける町工場が倒産するのは当然の話です。
ここでは令和において町工場が1社依存で食っていくのは不可能である点を解説します。
「1社依存」の町工場から消えていく
令和に入り次から次へと町工場が廃業していますが、廃業する町工場の大半が「1社依存」、廃業理由も「1社依存先の仕事がなくなって売上を補填できなかった」であり、依存先の業績が悪くなったせいで潰れたんです。
町工場が廃業したと聞くと、「高齢化」「後継者不足」を想像されますが、実態は「1社依存先の仕事を失った」のが廃業の決め手であり、長年付き合っているメーカーから仕事を引き上げられたことが廃業の根源。
昭和の時代の日本のメーカーは「モノを作れば売れる」、海外メーカーに追随を許さない圧倒的な力を持っていましたが、時代に変化で「メーカーは衰退」してモノを作っても売れない、大手メーカーも潰れる時代です。

最近では、天下の三菱の名を冠する三菱マヒンドラ農機株式会社も農業用機械の生産終了と解散、精算手続きを公表し、関連する子会社の町工場も同時解散、920名が退職になり、職を失うような厳しい時代。
日本の農業を支えた970名もいる大手メーカーも潰れてしまうほど、厳しい経営環境の中で、1つのメーカーの売上にしがみつくのがどれだけリスクある経営をしているか、町工場はそろそろ自覚すべきです。
創業者や先代の時代は1社依存でも食べていけた、それくらいメーカーが好調だったのも事実ですが、時代がこれだけ変わっていく中で、昭和のままの1社依存でいる町工場は時代に取り残されているんです。
大手メーカーであろうと、自分たちが生きていくのもギリギリな状態でサプライヤーなんて構っていられないような不安定な状態、いつ仕事が消えるかもわからないような状態が嫌なら別の業界に目をつけないと町工場は存続できない。
もちろん、今の経営者が悪いわけではありません、1社依存に甘んじて営業をしなかったから営業ノウハウを持たない、営業できる町工場が生まれたのも事実ですが、だからと言って行動しないのは違います。
1社のメーカーの業績に振り回されて、暇な時はとことん暇で売上がない、メーカーがちょっと調子が戻ると忙しくなる、先が見えない経営をしたくない町工場は1社依存から脱却しないといつまでも売上の恐怖から抜け出せない。


売上が安定してる町工場が絶対してること
売上が安定していて、常に仕事があり、暇な時期が存在しない町工場は絶対に共通して「売上分散化」を徹底しており、どれだけ仕事があっても、1社からの売上比率を落として売上を異なる業界に分散しています。
あなたの周りにもどれだけ世の中が不景気でも常に仕事がある町工場があるはずですが、仕事が常にある町工場は「売上の分散化」を徹底しており、1つの業界に依存せず、複数の業界から仕事をもらう体制を作っているのです。
1つの業界だけに集中すると、国内情勢や原料高騰、関税、戦争の影響で、業績が落ち込んでメーカーの業績が悪くなると、連動して町工場の仕事が消える、他の業界の仕事がないから補填ができずに全滅の構図が潰れる町工場。
一方で売上が安定している町工場は「1社依存」「売上比率が高い」は極めて危険な状態とわかっているので、1つの業界から仕事がたくさんあっても、常に異なる業界のメーカーへ営業をして売上比率を下げようとしている。
多くの町工場は楽をしたがるので、依存先のメーカーが好調で仕事が目の前にあると、現状に甘んじて、新たなことをせずに、ただ流れてくるだけの仕事をこなしているだけで何も行動を起こさない。
楽して何もせずにいたのが、急にメーカーの仕事が止まって、売上が減ると、急に目の色を変えて、やばいやばいと焦りだす、もう手遅れかも、早めに対策しておけば、悲惨な状態にならないのに、要は自業自得。
将来を見据えている町工場は1社依存でいることがどれだけ危険か理解しているのに、ヤバくなる前に行動して、営業活動をして新たな仕事、新たな業界との接点を作る努力を怠らない、だから売上が安定化している。
売上が安定化している町工場はやるべきことをきちんと事前にこなすから、メーカー1社の業績が落ちても、影響が薄い、他方で何もせずに1社依存に甘んじている町工場は楽をした分で痛い目を見る、世の中は因果応報ですね。
1社依存の町工場はやるべきことである「営業」から逃げるのであれば、廃業する未来は避けられず、日に日に減っていく売上に恐怖しながら、今日の飯のために、家族だけが食えるような経営していく道しかないのも事実。


仕事の波に恐怖するのが嫌なら行動せよ
仕事の波に振り回されたくない、失った仕事を取り戻したい、暇な時期に恐怖したくないなら町工場は行動を起こすしかありません、その行動とは「営業」をすることです。
営業が苦手、営業ノウハウがない、営業できる人材がいないと言い訳をして営業から逃げるならあなたの工場はいつまで経っても売上の安定化など不可能であり、仕事も減り続けることでしょう。
あなたの町工場から仕事が減っている原因も今まで営業から逃げ続けて1社依存のままでいたからです。
ここでは仕事の波に恐怖するのが嫌な町工場は行動するしか運命を変えられない点を解説します。
口を開けて待っていても仕事は来ない
口を開けて何もせずに事務所に座っていても、あなたの町工場に仕事が来ることは絶対ありませんし、楽をして何もしない時間が長くなればなるほど、取り返しのつかない貴重な時間を失うことになるだけです。
仕事を失って、赤字に陥って、ヤバいと思っているのに一向に行動せずにただ、じっと仕事を待つだけの「待ち工場」はもう潰れたほうがいいです、他力本願で仕事が来るのを神頼みしてる会社に未来はありません。
行動するしか道はないって気づいているくせに「言い訳」ばかりして本来やるべき営業から逃げ続けるようなスタイルを変えようとしないなら、一生、1社依存でいればいいし、その日のご飯のために働けばいい。
ただ、1社依存で売上が減り、何かしないと、何か変えないとと本気で思う町工場がすべき行動は1つ、「営業活動」に取り組んで、新たな商売を作り出すしか失った売上を取り戻す方法はありません。
あなたが行動しようとすると「営業なんかしても無駄」「どうせ相手にされない」と足を引っ張ろうとする家族や周りの経営者がいるかもしれませんが、そんな周りのアホな言葉は聞き流せばいいんです。
売上を失った町工場に残された道は新たな商売を作って、新たな売上を作る、これしか道はありません。
いずれ、既存の取引先から仕事が戻ると思う、だから戻るまで耐えていこうと思うようなら、営業はしなくていいですが、楽な道に逃げて会社が建て直せるほど経営は甘くないですよ。



自分で営業できないなら別の方法を考えろ
「営業しないといけない」と分かっていても自分が営業したことがない、どうすればいいか分からないで時間を無駄にするのはアホがやることであり、自分でできないなら別の方法で営業ができる仕組みを考えるべきです。
- 営業したことがない
- 営業ノウハウがない
- 営業できる人材がいない
- 営業できる時間がない
- 営業がそもそも苦手
これは営業しなくちゃいけないけど、営業しない町工場の経営者が使う言葉ですが、経営者の立場で「営業したことがない、ノウハウないから営業しない」と考えて、営業しなくていい理由とするなら、経営者失格ですよ。
別に自分で営業して成果を出せなんて誰も求めてない、求められているのは失った売上を取り戻すことであり、方法は何だっていいんです、自分で営業できないから営業しないなんて子供みたいな言い訳してたら工場に未来はない。
大半の町工場は確かに「営業したことがない」「営業ノウハウがない」のかもしれませんが、そこで考えることをやめず、自分ができないなら営業のプロに任せればいいんだと考えて新規開拓の丸投げの選択肢を選んでいます。
そもそも、営業の素人がいくら愚直にメーカーに営業をしたところで成果なんて出ません、モノづくりと同じで営業もきちんと正しい方法で提案をしないと大手メーカーから仕事を取るなんて不可能です。
法律のどこにも「町工場は自社で営業をして仕事を取らないといけない」なんてルールは書いてありませんし、自分が苦手なことは外部のプロに丸投げで任せてしまえば、楽して売上を取り戻せる。
あのホンダだって、技術は本田宗一郎さんが見て、苦手な販売は藤沢武夫さんが分担して、お互いが得意なことに注力することで、成果をいち早く生み出していた、町工場も同じことをすればいいんです。
モノづくりはこれまで通り、町工場の経営者が担当して苦手な営業は外部のプロに任せる、そうすれば自分がモノづくりをしている間に営業が進む、楽して口座開設ができる仕組みが手に入る。
現に日本中の多くの町工場が苦手な新規開拓を外部に丸投げすることで、楽して新たな業界を開拓し、1社依存から脱却することに成功しているので気になる方はぜひ以下の事例動画をチェックしてください。




まとめ:仕事が落ち込んだ町工場は営業しろ!
この記事では「仕事が落ち込んで戻らない」が町工場にとってどれだけ危険な状況であるかを解説しましたが、仕事が落ち込んでも行動を起こさずに、営業しない町工場は遅かれ早かれ潰れるでしょう。
「メーカーからの仕事が少しずつ減少した」「いつまでも暇なまま」の状況は町工場が行動を起こすべきサイン、仕事が薄くなったことをきっかけに何か起こさないといけないタイミングであると肝に銘じてください。
いつか仕事が戻ってくるだろうと思って何もしなかったら、あなたの工場はたちいかなくなるのは時間の問題。
仕事が減るのは目に見えているはずです、行動を起こすのが遅いともう手遅れになりますよ。
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