【目からウロコ】ありそうでなかった製造業向けDXアプリ5選!

【目からウロコ】 ありそうでなかった 製造業向けDXアプリ5選!のスクリーンショット

製造業の中でも「アナログ業務を効率化しよう」とDX(デジタルトランスフォーメーション)を意識した取り組みを進める企業が増えていますが、取り組もうとした際に直面するのは「どこから手をつければいいのか」「どうやって実現すればいいのか」の問題です。

IT企業とは違い、製造業では十分なITリテラシーを持ち、プログラミング技術を有したIT人材が社内にいることは稀であり、DXに繋がるアイディアを思いついたとしても、実現方法を理解して、推進する人材が少ないです。

しかし、IT人材がいないからといってDXを諦めることはありません。

2021年現在、ITリテラシーのない人材でもマウスのドラック&ドロップ操作やGoogleスプレッドシートを活用するだけでプログラミングをせずにシステム開発が可能な「ノーコード」を活用したアプリ開発が注目を集めており、多くの製造業に位置する企業で活用されております。

この記事では製造業のデジタル化を支援するサービスを運営し、数多くの中小金属加工業のデジタル化を実現してきたAnytiveが、ありそうでなかった製造業のデジタル化を実現するDXアプリを5つ解説します。

5つのアプリは全て無料公開しておりますので、自社活用が可能なアプリがありましたら、ぜひご利用ください。

目次

製造業向けDXアプリ5選

ここでは、これまでありそうでなかった製造業向けのDXアプリを5つ紹介します。

ここで紹介するアプリは全てノーコードを活用して、開発されたアプリで開発期間は1週間以内、開発費用は10万円以下の低コストかつ短納期であることが最大のメリットとなっています。

ノーコードであれば、短期間でコストをかけずに簡単にシステムが開発できるので、これからDXを推進する企業は小さいDXを行うためにうってつけの仕組みとなります。

自動見積アプリ:知識がなくても誰でも見積可能

自動見積アプリのスクリーンショット

製造業において営業の方が最も行なっている作業は見積作成ですが、この見積業務を効率化するシステムは世の中に存在せず、未だに勘と経験に依存したアナログ業務でしたが、ノーコードを活用して、いくつかの項目を入力するだけで誰でも見積可能になるのが「自動見積アプリ」です。

見積作業の基本は材料計算と加工内容の積算になりますが、それぞれが独自の公式や計算方法を有しているため、業務経験がない方や工場での加工作業を理解した人材でなければ、見積を行うことは極めて難しいです。

しかし、必要項目さえ図面から抜き出すことができれば、後は掛け算や足し算をするだけで済むのでシステム化する内容としては実はとてもシンプルです。

見積自動アプリに搭載されている機能は以下の通りです。

  1. 材料原価計算機能
  2. 加工費自動計算
  3. 利益率自動計算

見積において1箇所でも計算間違いを起こすと全ての原価が狂ってしまい、致命的な赤字見積をしてしまうリスクもありますが、今回のアプリでは見積算出に必要な計算は全てシステムが自動計算するので、ヒューマンエラーが生まれる心配はありません。

上から順に必要項目を入力して、OKボタンを押すだけでアプリが自動計算した原価と選択した利益率を載せて、顧客に提出できる見積単価を自動作成してくれるので、このアプリがあれば、社内の誰でも簡単に見積作業を行うことが可能になります。

このアプリがあれば、顧客との打ち合わせ中でも外出先でもすぐに見積回答ができることはもちろん、事務所に届いたFAXを事務員さんが代わりに見積をするそんな環境を構築することが可能です。

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車両運行アプリ:紙の営業車運行記録から卒業

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営業担当には外出の際に自分が利用する営業車の運行情報や給油情報を管理する業務が存在しますが、未だに多くの企業で紙の運行表が利用されており、運行管理は手書きで、集計作業も全てExcelに転記している状態ですが、車両運行管理アプリで手書きと転記作業の2つをデジタル化します。

車両運行管理で重要な情報は「いつ、どこに、どのくらい走ったか、いつ給油したか」であり管理すべき項目はそこまで多くないですが、毎日営業活動を行なっていると記載量は多くなり、集計をする際も非常に労力がかかります。

また、企業によっては「一定距離を走行」した営業車に関しては車両の点検や整備を義務付けている場合があるため、管理部の方で走行距離の監視が必要となりますが、紙の管理表では気づかずに見通してしまう恐れがあります。

そこで、車両運行アプリでは「必要項目を漏れなく入力する」「走行距離をアプリが自動監視」「集計作業を自動化する」の3つを目的とした機能が実装されています。

  1. 管理項目の入力チェック機能
  2. 走行距離の自動判定機能
  3. 運行情報の自動集計機能

紙業務をデジタル化する際に重要なのはどれだけシンプルに管理できるかであり、紙業務よりも複雑な入力方法ではアプリが使われず、今まで通り紙の管理になってしまいますので、文字入力ではなくボタン入力を活用することで、手間なくサクサク入力ができる仕組みになっています。

また、管理部が行っていた走行距離管理と集計作業は全てシステムが自動で行うので管理部の「走行距離チェック」と「集計作業」の2つの業務が不要になります。

なんとなく、紙で行なっていた車両管理ですが、ノーコードを活用することでコストをかけることなく、営業部と管理部の2つの業務をDXすることに成功しています。

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現場調査アプリ:紙への記録と転記は不要

現場調査アプリのスクリーンショット

工事現場の進行記録や設備点検などを行う際に紙の記録用紙とデジカメを持参して記録を行い、事務所に戻って紙の記録内容をExcelに転記して、写真データを取り込む面倒な作業は現場調査アプリによってスマホ1つで記録管理が可能となり、転記作業は不要になります。

現場調査は実に多くの企業で実施されており、建物を施工するために寸法を測る目的や設備の老朽化をチェックするために定期的に行われておりますが、紙の管理が中心で、紙に記録して、事務所でデータ登録するために1つずつ転記しているので同じ情報を2回書く2度手間状態です。

また、紙だと撮影した画像をセットで保存できない点や調査時に過去データを持ち出すことができないので、調査や点検時に前回の状態を確認して正常なのか、異常なのかを比較判断することができないのです。

屋内の現場調査であれば、問題ありませんが、屋外の場合は雨や風が強い場合、紙が濡れたり、風で綺麗に書けないという問題が発生し、事務所に戻ると「綺麗に記録できていない」、「なんて書いてるのかわからない」と言ったケースも存在します。

そこで、現場調査アプリでは「写真と文章を1つで記録できる」「過去調査点検記録を参照できる」「転記作業が不要」の3つを目的とした機能が実装されています。

  1. 写真撮影機能
  2. 過去データ参照・検索機能
  3. 自動集計機能

現場調査では正確な情報記録が必須であり、同時に設備に発生した異変に気づいて、必要な処置や報告を行うことが求めらているので、ただ記録するためのアプリでなく、過去情報をすぐに参照できる、調査結果をスムーズに集計し、異常値がないかの確認を効率的に行う仕組みとしています。

現場調査業務をまだまだ多くの企業が紙を主体として行っており、未だにDXの手がつけられていない部分となっていますが、ただ記録する流れ作業とするのでなく、ノーコードでデータを活用した正確な記録と効率的な業務方法への変革が可能です。

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マニュアルアプリ:新人教育に悩むのは終わり

マニュアルアプリのスクリーンショット

入社したり、配置転換や部署移動があると業務理解のために紙のマニュアルを熟読することが求められますが、業務理解を適切に行うのは紙で学ぶのではなく、動画を見て学ぶのが最も効率的な方法であり、動画マニュアルによる社員教育のDXを実現するのがマニュアルアプリです。

多くの製造業では分厚いファイルに業務内容が記載された紙のマニュアルが保管されており、業務理解の少ない従業員の教育に利用していますが、紙のマニュアルを運用するのには3つの課題が存在します。

  1. 文章だけでは実際の作業をイメージしにくい
  2. 業務変更時にすぐにマニュアルを書き換えられない
  3. マニュアルを常に最新の状態にするには工数がかかる

紙に記載された文字だけで業務の全てを理解するのは到底不可能であり、分厚いマニュアルの文字を一言一句覚えるのは非効率です。

特に手を動かす事務作業や現場作業では字を見るよりも、実際の作業が動画として格納されていれば、いつでも好きな時間に見返すことが可能です。

マニュアルアプリでは「必要な情報にすぐにアクセスできる」「管理者がすぐに情報更新できる簡易性」「不明点や気づきを共有できる」の3つを目的とした機能を実装しています。

  • 全文検索機能
  • 動画アップロード機能
  • コメント機能

製造業の現場では職人の作業を見て盗んで覚えろという文化がまだまだ残っておりますが、令和の時代を生き抜くにはあまりにも非効率な指導方法であり、現代では好きな時に何度も見返せて、イメージの湧きやすい動画形式でのマニュアル活用こそ人材育成のDXです。

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材料単価アプリ:何度も同じ材料見積をする手間を削減

材料単価アプリのスクリーンショット

製造業においてモノを生み出すためには材料が必要ですが、材料単価を気軽に検索できるシステムがないので、新規受注をする度に材料屋さんに何度も同じ見積を作成して、FAXしていますが、材料単価アプリを使えば、過去に購入した材料のkg単価をすぐに知ることが可能です。

モノづくりを生業とする製造業では材料が必要不可欠であり、注文量の多い会社では1日に何度も見積依頼を行っていますが、情報共有や管理がされていないので、1週間前に見積依頼した内容と同じ内容をFAXしたり、他の人が行った見積と同じ見積をするなど、無駄の温床となっているのが現状です。

材料単価の管理にExcelを利用する企業がありますが、Excelはスマホから見れない、情報共有できない、誰かが使用中は誰も開けないというデメリットを抱えているため、複数名が気軽に参照する必要がある用途には適した管理方法ではありません。

しかし、材料単価アプリはアプリに接続すれば、全員がリアルタイムで過去に仕入れたことのある材料のkg単価を参照することが可能になるので、もう2度と同じ見積依頼をすることはありません。

材料単価アプリには以下の機能が搭載されています。

  1. 材質、板厚、表面処理などの様々な側面で検索できる「全文検索機能」
  2. エビデンスとして見積書を画像保存する「見積書添付機能」
  3. 材料仕入に役立つ情報をコメントでシェアする「コメント機能」

材料には同じように見えて、材質や表面処理の違いによってkg単価も納期も全く異なるため、すぐに特定の材料を特定できる「全文検索機能」は利便性を高める必須機能であり、見積価格が本当に正しいかを確認するためにも材料屋からの見積書添付も間違い防止に繋がる便利機能です

製造業にとって材料はなくてはならないものであり、何度も購入するからこそ、アプリでデータ管理して、誰でも簡単にアクセスできる仕組みを設けることで、営業活動はもちろん、工場内の業務効率化にも繋がります。

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【まとめ】ありそうでなかったシステムを簡単に生み出せる時代に

【まとめ】ありそうでなかったシステムを簡単に生み出せる時代にのスクリーンショット

この記事ではありそうでなかった製造業向けDXアプリを5つ紹介してきました。

紹介したアプリは製造業ならどの企業行っている業務ですが、低コストで気軽に使えるシステムがないので、どの企業もアナログな方法でこれま業務を続けていましたが、ノーコードを活用することで簡単に自分たちに必要なアプリを開発して、DXを実現できるのです。

紹介したアプリは全て10万円以下の開発費用でシステム化が可能であり、個別カスタマイズはもちろん、開発後の拡張も数分でできるので自分たちの業務に合わせて自由にお金をかけずにカスタマイズすることが可能です。

「十分なシステム開発予算がないからDXは無理」とDXを諦めている方はぜひ、ノーコードを活用したシステム開発を活用してみてください。

従来の何倍も安いコストで自分たちが欲しかったシステムを自分たちの手で開発することが可能になります。

私たち、Anytiveは中小金属加工業で活躍するアトツギの方々に新規顧客開拓・デジタル化・補助金活用の3つをご提案しております。

ノーコードを活用した中小企業によくある課題を解決するアプリを無料公開しておりますので、デジタル化を検討されている方は是非、無料公開アプリをご覧ください。

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