新規開拓するだけで京都で1番忙しい町工場に!成功事例を解説

京都府南区で機械加工を提供する株式会社笠殿製作所AnySalesを導入して2年が経過し、今や京都の中で1位2位を争うほど仕事をこなし、毎月のようの大手メーカーを開拓する町工場に変貌を遂げたのです。

2年前に先代社長の急な体調不良で町工場を全くの未経験だった田中様が跡を継ぎ、売上は1社依存、現場は高齢な職人ばかりで後継者としてモノづくりを知らない素人状況の中であまりにも前途多難な状況でした。

そんな中で、「新規開拓をしないと会社が変われない」とすぐに起こしたアクションが「外部の営業のプロに任せる」と言う選択肢でAnySalesの加藤に依頼をしたところから、会社は常に大手メーカーを獲得する攻める町工場に。

わずか2年の間で上場メーカー3社との新規取引を実現し、2025年には更に追加で3社の新規開拓と小さい町工場が次々と口座開設を行い、商売を拡大している成功事例に関して田中様に伺いました。

目次

新規開拓が笠殿製作所の全てを変えた

弊社はAnySalesの加藤さんに来ていただいて、今までやってこなかった「新規開拓」を愚直に2年間取り組んだ結果、1社依存からの脱却、現場の若返り、異業界への参入など営業するだけで工場が様変わりしました。

モノづくりがわからないど素人で入社して、右も左も分からない中で加藤さんと新規開拓に回ると「大手メーカーでもサプライヤーを求めている」「提案さえすればいくらでも仕事がもらえる」と気づきが沢山出てくる。

営業をするだけで町工場が変われるのに、他の町工場は「暇だな〜」と言うだけで誰も行動せず営業しないから比較されず、相見積もない、こんなライバルなしで戦えるブルーオーシャンはチャンスだなと思いました。

AnySales導入2年での成果

弊社はAnySalesの加藤さんが来てくださるようになって、大手メーカー3社さんとの口座開設を実現し、2025年の8月現在で追加で3社の口座開設に成功し、合わせて6社との口座開設が実現する成果が出ています。

お付き合いが増えたメーカーさんは既存とは全くの異業界であり、食品加工装置、半導体装置であったり、弊社の新規開拓は「既存とは異なる業界に提案する」ことをルールにしており、これは業界の仕事の波に左右されないためです。

町工場が暇になるのは1社依存で、1つの業界に固執しているからだと考えており、どの業界も忙しい時期と暇な時期が存在するので、複数業界を手掛ければ、1つの業界が暇でも、他の業界で埋めることができると考えています。

おかげさまで弊社は数十枚の見積依頼が毎日のように入ってきて、事務所総出で見積回答を行うようなフル回転状態で、現場も休む暇が1つもないほど、加工をこなしてくれて、本当に工場が様変わりしました。

AnySalesの導入で現場に起きた変化

AnySalesの導入で1社依存の脱却はもちろん、異業界の取引の実現など営業面は大躍進を遂げましたが、私は営業以外でもなんでも相談をするので、社内の人材面も大きな若返りと目標としてた女性活躍ができる職場が実現しました。

私は会社のことに関してはなんでもAnySalesの加藤さんになんでも相談をしてしまいますし、加藤さんは営業だけでなく町工場のことならITでも人材採用でもなんでもできるので、本当に町工場の強い味方です。

2年前に私が会社を継いだ頃は現場はベテランのおじさんばかりで、5年後を見た時にリスクのある組織体系でしたが、今では若手の男性写真の他に、20代の女性の旋盤職人が入ってくれて、現場の若返りが実現しました。

若返りができたのは現場だけではなく、事務所の方も、ずっと入社した時から女性が楽しく働ける環境にしたいと思っていたのですが、今ではパートスタッフさんが10名ほど業務委託で入ってくれて理想の職場になりつつあります。

この人材採用も全て加藤さんに相談したのですが、「お金をかけて採用するのは誰でもできるからつまらない」ので「お金をかけずに採用しよう」と驚きの提案をもらいました。

実績で言うと10数名の人材採用を実現しましたが、これは全て「SNS、インスタグラム」の活用で全て応募してくれた方々であり、採用費用は1円たりとも払っていません。

採用エージェントも使ってませんし、採用イベントにも出てない、ただ試行錯誤して、SNSに動画を投稿しただけであり、アイディアと工夫だけで現場の若返りを実現したのです。

弊社の後ろ側でAnySalesの加藤さんが全てアドバイスや資料、サイトなどを作ってくれて、糸を引いてくれてましたが、自分でできないことに悩むのでなく、得意な人に丸投げすれば成果を出すのも簡単です。

何より元々は「営業のプロ」として支援を頼んだんのに、採用まで本当に「お金をかけない採用」のやり方でここまで現場を若返らせてくれた加藤さんには脱帽です。

小さい町工場が生き残る道は「新規開拓」

AnySalesの加藤さんに同行させてもらって一緒に営業をしていて思うことは「ただ仕事を待つ」ことがどれだけ勿体無いことをしているか、足を動かして行動すればいくらでも仕事は取れるという事実です。

日本の町工場の多くは「暇だな」「今年も暇な時期だね」と口はよく動かすのに、誰1人として暇で時間があるくせに誰も営業をせず、指を咥えて事務所で仕事を待っていますが、これでは仕事が減るのは当然です。

「待っていても仕事はこない」「仕事が欲しければ自分の足で勝ち取りに行く」この2つを自分で加藤さんと営業をして実感したのと同時に「営業さえすれば町工場は蘇る」と実体験から強く発信したいと思います。

大手メーカーは本当に困っている!

まず、新規開拓をAnySalesと共にしていて感じたことは「大手メーカーでもどんどん営業をしていいんだ」と言う事実で、「町工場は大手には相手にされない」と言う無駄な思い込みは直ちに捨てるべきです。

加藤さんと新規開拓するまでは弊社も「仕事を待つ工場」でしたが、いざ一緒に営業に動いてみて自分の目で大手メーカーを見ると「サプライヤーの廃業」「既存サプライヤーの人材不足」で調達は本当に困っていることを知りました。

周りの町工場さんからいつも「大手メーカーは町工場なんて相手にしてくれないのになんで取引できたの?」と声をいただく際に必ず「営業してみましたか?」と聞くのですが、皆さん「してないよ」と言うので思い込みですよね。

「うちは小さい町工場だから。。。」と卑屈になる必要なんてありませんし、営業する前から「どうせ。。。」なんて言ってたらもう勝負に負けていると思います。

現に私とAnySalesの加藤さんは「ここデカいけど、面白いから行っちゃおう」「どうせ、なんとかなる」とスーパーポジティブな勢いで電話をかけて、アポを取って提案をしていますし、現に成果として開拓に成功しています。

仕事が薄いという事実はあるかもしれませんが、「失うものはない」と思っちゃうと、びっくりするほどポジティブに営業ができますし、「やらなかった後悔をする」よりも行動した方が遥かに工場は良くなります。

新規開拓を始めて、2年ですが、年を追うごとに間違いなくメーカーの課題は増大しており、その中身は「サプライヤーの廃業」「サプライヤーのキャパ不足」で仕事を出す先が減っていると言う事実です。

特にメーカーが仕事を出したくても、既存サプライヤーの人材不足で注文を断る町工場が増加しており、メーカーは仕事の依頼先に難儀しているケースが爆増しているのがここ最近の所感です。

特に京都、大阪のメーカーは関西で仕入先を見つけることができなくて、東北や九州まで高い運賃で空気を運んでもらって仕入れをするメーカーも出ており、京都の町工場にはチャンスが溢れています。

弊社にはAnySalesの加藤さんがいてくれるという点はありますが、結論としては「行動することが大事」であり、弊社も「加藤さんに問い合わせをする」と言う行動をしなければ、今の状況はありませんでした。

仕事がない町工場は得てして、社内に篭ってばかりで行動をしないケースが多いですが、「待っていても状況は変わらない」という事実と「他人にねだらないで、自分で勝ち取りに行く」姿勢に変わることが重要だと体感しました。

「忙しいから営業できない」は言い訳!

経営者である以上、書類や無駄な確認作業が絶えないのですが、弊社の最優先事項は「新規開拓」なので無駄な仕事を効率化するアプリを加藤さんに作ってもらって、新規開拓の時間を捻出しています。

経営者が「他の仕事があって営業できない」と言うのは言い訳だと思っており、「忙しいなら効率化する方法を考えるべき」と考え、またAnySalesの加藤さんに今度はアプリ開発の方も相談してしまいました。

受注から納品までの精算管理を全部アプリで社内にいなくても外でもチェックができるを笠殿製作所オリジナルで加藤さんに用意してもらったので、事務所にいなくても営業中でもいつでも対応できる仕組みにしてもらいました。

正直に仕事がない町工場の経営者の1番の仕事は「新たな仕事を創造する」ことであり、社内で「仕事を回す」ことに時間を使っていても、いつまでも売上は増えないし、根本問題の「仕事がない」は解決しません。

本当に「時間がない」と言うなら、時間を作る仕組みを考えることをしなければ永遠に時間は生まれません、「時間がないで立ち止まる」か「時間がないなら作る行動をする」この違いだけで町工場の未来は決まると思います。

実際に弊社の取り組みは大手メーカー様の口座開設前の社内監査で業務アプリを紹介すると、上場しているメーカーの本部長から「うちより進んでるよ」「それ、教えて」と言われるほどで、監査もスムーズに進むおまけもあります。

できるだけ手間をかけずに「営業できる時間を増やす」ことを工夫するの町工場の大事なポイントであると2年間を通して改めて実感しましたし、新規開拓は「種まき」であることも忘れてはなりません。

AnySalesの加藤さんがいると、トントン拍子で新規開拓が進みますが、実際のところ裏では相当な種まきをしており、継続的な営業活動が必要であると言う事実は言うまでもありません。

町工場は得てして、気まぐれに営業に出たりしますが、適当に営業して商売が決まるほど営業は甘くありませんし、継続的にコツコツ提案を続ける体制作りも町工場には必須であると言えます。

町工場の営業の勝ちパターンは存在する!

町工場の「営業の勝ちパターン」は確かに存在しており、この勝ちパターンを知っていればどんな町工場であっても図面をもらえて、見積提出まで辿り着き、新規口座開設に繋がると確信しています。

実際に2年間、AnySalesの加藤さんの新規開拓の商談の席に同席していると、毎回のようにメーカー側が「あるキーワード」をおっしゃるんですが、このキーワードが来たらもう、弊社は勝ちだと思ってます。

キーワードがくると、加藤さんが喋るのをやめて、営業素人である私が「あ!きた!」と思ってその後の商談を全て話せるくらい勝ちパターン通りに進んでいくので楽しくてしょうがないです。

びっくりするくらいメーカーさんは同じ課題で困られており、規模、業界問わずで購買部さんが悩んでいる部分って同じなんだなと実感すると共に町工場の新規開拓はシンプルで「課題の解決策」を提示すればいいだけなんですよね。

商売相手であるメーカー側が「何に困っているのかを把握する」ことさえできれば、町工場はいくらでも商売を作れますし、これから人不足で間違いなく町工場の方が強い時代が到来するので今のうちにタネを撒くべきです。

大事なのは他の町工場がやる前に自分たちが率先した行動すると言う意識だけで、誰もやらないから相見積なしで比較なしで美味しい商売が作れるので、動き出すのが早ければ早いほど、あなたは早い者勝ちできます。

行動する町工場だけが生き残れる!

町工場が今後も生き残るために必要なのは「行動すること」だけであり、行動はどんな町工場の経営者でもできることなので、他の町工場が指を咥えて待っている間に努力すれば、あなたの工場も絶対に変わります。

私たちがAnySalesの加藤さんとやったことはたくさんありますが、シンプルに「2年間行動し続けた」だけで失敗もありましたが、振り返ってみて行動してよかったなと思います。

もしも2年前に行動してせずにヤバくなってから行動してたら、工場があったかどうかとも考えます。

とにかく町工場が生き残るには「今すぐ行動する!」ことです。

新規開拓を経てのモノづくりの変化

新規開拓に取り組みメリットは売上だけでなく、現場の意識改革に繋がり、同じルーティンでモノづくりをするのではなく、常に違う仕事に頭を使って取り組むという環境に変化することもできました。

営業をする前の弊社のものづくりは「何年も続く同じ仕事を加工し続ける」のスタイルで新しい仕事はなく、まるでロボットのように同じ仕事を繰り返してるような状況でした。

人間だから頭を使って考えて仕事ができるのに、ロボットのように同じことを繰り返していたら、技術の腕も上がらず、考えることもないのでどんどん工場の質が下がっていくと感じて不安を覚えました。

でも、新規開拓を始めると口座ができた新しいメーカーさんは短納期で見積や制作依頼が来るケースが多いので、今までの同じものを作ると言うスタイルでは対応ができず、自然と変化を迫られる幸運に出会えました。

仕事もない状態で「変わろう」と言っても無駄ですが、仕事が目の前にある状態で「今まで通りのやり方では売上は作れないよ」「どうする?みんなで変わろう」と伝えると職人気質な現場も「やったろう!」と変化が生まれたのです。

実際に「小ロット」「短納期」と現場にとっては負担の多い仕事かもしれませんが、不思議なもので人間、仕事をこなせばこなすほど、不思議と慣れてしまい、「短納期の仕事をこなせるスタイル」に変貌してしまいました。

今では1週間とか納期があると、「長くない?」「先にやるから納品しておいて!」と現場が先に回してしまうような状況で結果としてメーカーさんからの仕事依頼がどんどん増えて、見積回答がパンクしそうです。

営業に悩む町工場の経営者に一言

町工場の経営では悩みは尽きないと思いますが、悩んでばかりでなく、「まず、行動してみてください」が私が伝えたい言葉です。

異業界から町工場を継いだ身ですが、町工場という環境では常に足を動かして行動をしている方がすごく少ないなと跡を継いだ際に最初に感じた部分です。

正直、行動をしたら自ずと結果がついてくるので、失うものは何もない、なんとしてでも仕事を手にしたいのであれば、行動量を上げるしか、結果は得られないと思います。

私は失敗を1つも恐れておらず、「失敗してもいいからやろう」という考え方であり、AnySalesの加藤さんも同じで「失敗しても死なないでしょ」「早くやろう」という考え方なので、すぐになんでも行動してしまいます。

失敗してもいいからメーカーに電話をする、失敗してもいいからメーカーと商談をする、この行動の積み重ねが成果である口座開設につながるのです。

行動しない限り、町工場は変われない、どれだけ待っていても誰も状況を変えてくれない、状況を変えるのは自分自身の行動だけなので、同じような境遇の後継者の方は是非行動を起こして欲しいです。

弊社のようにAnySalesの加藤さんを頼って営業をしてみるもいいですし、頼らずに営業を自分で頑張るでもいいですが、プロに丸投げして勝ち筋を見つけてもらうのが1番早いと成功体験から感じています。

弊社は日本で唯一、金属加工業の新規開拓を丸投げで支援する営業支援サービス「AnySales」を提供し、日本全国の町工場の新規顧客開拓を支援しております。

「新規開拓をしたいけど何から始めればいいかわからない」「時間がなくて営業できない」「新規開拓を丸投げしたい」などのお悩みを抱える企業様はぜひ資料請求にてサービス内容をご確認ください。

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